2019年 中途入社
経営管理統括部
経営管理部
経理課
ディスプレイ業界に興味があったことから、
丹青ディスプレイに入社、経理業務に従事。
新しく構築した経理システムを活用し、
数字で会社を導いて行く、戦略的な経理マンを目指している。
ディスプレイ業界に興味があったことから、丹青ディスプレイに入社、経理業務に従事。新しく構築した経理システムを活用し、数字で会社を導いて行く、戦略的な経理マンを目指している。
現在の仕事内容を教えてください。
経理業務に従事しています。日々の伝票処理や月次・四半期・年次決算。親会社である丹青社との連結決算の対応。支払・資金繰り等といった一般的な経理作業などです。他にも会議資料作成なども担当しています。
今まで4回転職してきましたが、一貫して経理職を歩んできました。経理は法律に乗っ取って行うため、仕事内容はどの会社でもある程度は同じです。ただ、当社は丁度、経理データをシステムに移行しようとしているところだったため、そのシステム構築にも関わっています。
丹青ディスプレイを選んだ理由は何ですか?
当社に入社したのは、ディスプレイ業界に興味があったからです。それに経理という仕事柄、転職先が成長する会社なのかを調査してしまうのですが(笑)、調べてみて安定性があり将来も成長すると分かったので決めました。
また、面接で「即戦力となってくれる人を求めている」と言われたことも大きく影響しています。私はもう40歳なので、責任ある仕事を任せてもらえると思えたことが決め手となりました。
入社してみて職場の雰囲気はどうですか?
丹青ディスプレイは1997年の設立ですが、親会社である丹青社は1946年の創業と74年もの歴史があります。そのため、当社の管理部門は長年培ってきた経験が蓄積されており、大人の落ち着いた雰囲気があります。
ただし、個々の専門領域の知識は秀でていますが、そこだけに囚われている気もします。私のような経験者が中途で採用されたのには、既存のやり方に新しい風を送り込み、会社に変革をもたらすことを期待されてのことです。事実、上司からも「ベテランと若い人の橋渡し役になって欲しい」と言われてもいます。私の過去の経験を許に「こうした方が効率的ですよ」と、新参者ですが、臆することなくどんどん提案しています。
そんな私のような若者の意見にも、先輩社員方は真摯に耳を傾けてくれます。もちろん、改善がすべて簡単に進むわけではありませんが、そこにやりがいはあります。
今の仕事の面白い部分、大変な部分を教えてください。
経理の仕事は1から10に一気には行くことは出来ません。日々の処理は手を抜かないことが大切です。そのため日々の満足感はなかなか感じられないのですが、月次や四半期など、区切りの処理が終わると達成感というか、ひとつの仕事が終わったという満足感があります。
また、当社は社員が66名(2021年2月1日現在)と少ないことも関係していると思うのですが、社長(代表取締役:飯田幸司)と社員の距離が近いことに驚きました。社長がふらりと経理部に来て直接、意見を求められることもあります。そのようなことは今までの勤務先ではなかったことなので、とても新鮮でした。社長は真剣に話を聞いてくれるので、やりがいにもなりますし、身が引き締まる思いもします。もちろん、その分、私としても誠意を込めて仕事に取り組まなければなりません。
当社は入社年数に関係なく評価してくれる環境だということは言えると思います。何事も実力勝負の会社です。仕事は信用しているから頼まれているという気持ちが伝わってくるので、そこが面白い部分でもあります。
丹青ディスプレイにしかない、強みや魅力は何だと思いますか?
丹青グルーブの「歴史」が強みです。離職率もとても低く、勤務年数が皆さん長い。そして一体感があります。どの部門にも経験豊かな人がいて、自分にはなかった視点からのアドバイスを聞くこともできます。
経理部門ではよく、請求書を回してくれない、領収書の処理をしてくれないなどの悩みはつきものなのですが、当社は私が過去に勤めてきた会社と比べてもとても早く、とてもきちんとしています。そこに対する苦労はまったくありません。
当社では外部にさまざまな協力会社を抱えていますが、協力会社が最も嫌がるのは支払いの遅延です。しかし、丹青ディスプレイの社員は協力会社の協力がなければ事業は進まないということを理解しているので、なるべく早くに支払うという意識があります。それも当社にとっての強みであり魅力だといえると思います。
これまでの仕事で一番やりがいを感じたことは?
新たな経理システムの構築に関わっていることです。これは社内のさまざまな部署を横断するプロジェクトで、私が入社する以前からスタートしており、2021年2月に導入は出来ましたが、引き続き運用に取り組んでいるところです。
支払い処理ひとつを取っても部署によって違いがあるため、どのような業務をやっているのかを、各部署にヒヤリングして廻りました。経理部は人事部や総務部と違って他部門とはなかなか接点がないものですが、ヒヤリングを行ったおかげで交流を深めることができました。
また、契約関係も今までは書類に捺印だったものが、世の中は電子化させる動きになっています。従来の経理のやり方をただ継承するのでなく、新しい時代に即した経理でなければなりません。そのために新しい視点は常に意識しており、セミナーなどに積極的に足を運び、知識を吸収するようにしています。向上心があればそのような勉強も出来ます。もちろん参加費は会社が負担してくれます。
当社には新しいことに投資する意欲があるので、チャレンジできることもやりがいを感じるところです。もちろん、そのためにはアンテナを立てて情報をキャッチしなければなりません。そこはプレッシャーでもありますが、日々改善に取り組んでいきたいと考えています。
未来への期待、モチベーションと目標
今まで働いてきた会社では先輩社員方からたくさんのことを教えて頂きました。今後は、諸先輩社員と同じように私の今までの経験や知識を後輩に継承できる仕組みを作りたいと考えています。
私は中途ということもあり、入社時の教育や引継ぎ等はありませんでした。そのため、自分で書庫から過去資料を引っ張り出してきて閲覧し、勉強しました。それはとても役に立ったのですが、新しく入社してくる人にはそのような苦労はしなくともよいように、教育できる環境を作りたいと思っています。システムに移行されていない過去の紙のデータも整理したいと思っているのですが、これは膨大すぎてどう着手すればよいのか、少し考えているところです。
将来は予算等の管理会計により、会社に深く貢献できる人間になりたいと思っています。新しく構築する経理システムのデータを上手に活用し、数字で会社を導いて行く、戦略的な経理マンになるのが目標です。
数字を見ていると、当社は伸びしろがあると感じます。まだ非効率なところもあるのでそこを改善し、効率化すれば利益も拡大できると考えています。すると社員ももっと良い生活が出来るはずです。
中途入社者であれば丹青ディスプレイは、経験したことが遺憾なく発揮できる環境です。むしろ即戦力としての能力を求められます。過去の経験をリスペクトしてくれて、意見を聞いてくれる文化があります。
即戦力として期待されますが、かといって「即戦力だから何でもできるでしょ」と冷たいわけではありません。持っている力を最大限に活かすことを考えてくれます。
まだまだ成長する会社なので、求められることはとても幅広いのが特徴です。経験したことのない仕事にも取り組まなければならないこともあると思います。「経験したことがないからできない」ではなく、自分が成長できるチャンスと捉えて柔軟に対応できる人であればきっと向いていると思います。
また、周りの人達は経験豊富なおじいちゃんばかりなので(笑)、疑問があれば何でも聞くことができます。むしろ聞かないのはもったいないと思います。自分の意見と「おじいちゃんの知恵袋」をミックスすることで、よりベストな解決策や提案が出来ると思います。