2019年 新卒入社
第2統括部1部1課
(展示会チーム) /
推進職(営業・制作)
大学では経済学と経営学を専攻。
大学1年生の時に六本木ヒルズで開催されていた
『NARUTO展』を観賞して感動し、
ディスプレイ業界に興味を抱く。
営業 兼 制作として展示会の設計・施工管理の業務を推進。
大学では経済学と経営学を専攻。大学1年生の時に六本木ヒルズで開催されていた『NARUTO展』を観賞して感動し、ディスプレイ業界に興味を抱く。営業 兼 制作として展示会の設計・施工管理の業務を推進。
現在の仕事内容を教えてください。
現在は、展示会の企業ブースの設計・施工管理を業務としています。設計とはクライアントと打ち合わせした内容からブースのレイアウトを考えて図面に起こしたり、制作物の構造を考えたりすることです。施工管理とは物件のスケジュール調整や発注業務を行い、現場での設営から撤去に至るまでを管理することです。
主に私の所属する部署では、展示会ブースの他にも展示会全体を取り仕切る事務局業務を行うこともあります。
私は2019年4月入社なのでまだ経験は浅く、現在は先輩社員に付いて仕事のやり方を教わっています。物件の担当件数は平均すると月に1、2件程度です。
丹青ディスプレイを選んだ理由は何ですか?
ディスプレイ業界に興味を持ったきっかけは、大学1年生の時に、六本木ヒルズで開催されていた『NARUTO展』を鑑賞したことです。その時、その内容の濃さとクオリティの高さに泣いてしまうほど感動しました。
その後、大学3年生になり、就職活動を進めていく中でふと 『NARUTO展』のことを思い出し、私も「人が集まり喜んでもらえる特別な空間をつくり、人に感動を与えたい」と考えるようになり、受け手から作り手になることを決心しました。
そこで、作り手になるにはどんな会社があるのだろうと調べていく中で丹青ディスプレイのことを知りました。当社は、私の趣味のアニメイベントや展覧会に多く携わっており、会社説明会や面接を受けた時の会社の雰囲気も良かったため「ここに入社したい!」と思い、当社を受けることを決めました。
入社してみて職場の雰囲気はどうですか?
職場の雰囲気はとても良いですよ。2019年新卒・中途入社の人は私を含め7人いるのですが、みんな仲が良くコロナ前はよく飲みに行きました。上司の方ともたわいのない会話をよくしますし、すごくアットホームな雰囲気の会社です。
ディスプレイ業界はデザインや建築を学んできた人たちが入るものというイメージがあったので、経済学・経営学という畑違いのことを学んできた私でも大丈夫か最初は不安でしたが、上司や先輩社員の方たちがフォローしてくれるので安心してやれています。
2019年から席がフリーアドレスになり、毎日隣に座る人が違うため、違う部署の人との交流も活発になりました。そのため自分の所属している部署に関係なく、いろんな人に質問できる環境ができています。
女性にもおススメできる環境です。女性の数は全体的にみるとまだ少ないものの、ここ数年でだいぶ増えました。産休などの制度も当然利用できますし、会社はもっと制度を整備しようとしています。今後はより働きやすい環境になると思います。
今の仕事の面白い部分、大変な部分を教えてください。
この業界ではいろんな業種の人たちと関わる機会が多いです。展示会が特にそうで、クライアントの業種はゲーム系もあれば医療系もあり、多岐にわたります。これだけ様々な業種の方々と関われる仕事は、そんなにはないと思うんです。毎回新鮮で新たな気づきと学びがあります。そこがこの仕事の面白いところです。
もちろん、その分いろいろな業界の勉強をしなければなりませんが、勉強したことが別の仕事で活かせることもあります。それにクライアントの商品や業界を知っているとクライアントに喜んでいただけるので、クライアントとの間により強い信頼関係が生まれ、親しくなれます。先日も、クライアントであるIT企業の内覧会に招待いただき、社内の数名でARやVRなどの最新技術を見学してきたのですが、そういう最新の情報を学べるのもまた、この仕事の魅力の一つです。
大変な部分は、いかにしてクライアントの考えているイメージを引き出すか、ということです。例えば、展示ブースでクライアントから「こういうブースにしたい」と言われても、床に敷くバンチカーペットの色ひとつでブース全体のイメージは変わります。クライアントがどんなイメージを望んでいるのかを一緒になって考えるときは、聞き出す力が重要です。
当社は自社で全てを作り上げているわけではありません。制作については図面やデータを発注先の企業と共有して、そこの会社に作ってもらいます。そういう発注先企業を「協力会社」と呼んでいますが、協力会社もまた同じ空間をつくるチームの一員です。手間や時間がかかる仕事でも協力会社に丸投げするのではなく、出来る限り協力会社の気持ちになって負担にならないように私が立ち回ることを心がけています。仕事を何件も同時並行で進行させるのが苦手ですが、今よりもっと力をつけるべく努力していきたいと思います。
丹青ディスプレイにしかない、強みや魅力は何だと思いますか?
強みは、仕事に対する会社の姿勢にあると思います。当社の体制は、私の上司いわく「全員野球体制」です。仕事には当然納期がありますが、大きな物件では発注手配がなかなか終わらないということもあります。そんなとき、その人だけの責任にするのではなく、みんなで助け合います。仕事をきちんとやり遂げようという気持ちはみんな一緒なので、全員で協力しあう風土があります。
魅力は、任せてもらえる仕事の範囲が広くやりがいがあることです。大学時代の友人と会って仕事の話をする機会があるのですが、私のこなしている仕事の質も量も大きいことがわかります。
それと、資格取得などの学ぶことに対する会社のバックアップ体制が充実しています。仕事を円滑に進めるためにはクライアントや協力会社のベテランの方たちと対等に話ができる必要があるため、知識とスキルを付けることが求められます。例えば、危険物の取扱や安全対策、建築の知識とスキルなどが求められます。会社ではそのような資格取得を推奨しています。資格のために予備校に通う必要があれば、その受講料や試験の受験料の支援も前向きに検討してくれますし、スキルを伸ばしていける環境があるのも魅力の1つだと思います。
これまでの仕事で一番やりがいを感じたことは?
2019年10月に開催された東京デンタルショーという展示会では、当社と10年近くお取引していただいている企業様のブースの設計・施工管理を担当しました。この時期は私たち展示会の部署は繁忙期で、それまでメインで担当していた上司が不在でしたが、そんな中、物件を推進しなければなりませんでした。
先輩社員と一緒に現場を管理することになりましたが、お客様と打ち合わせ段階から携わっていたのは私のみでしたので、なるべく私が主体で動いていこうと考えながら現場に臨みました。
東京デンタルショーは同系列の巡回展のなかではかなり大規模な展示会です。当然クライアントの力の入れようも変わってきます。物量が多く、なおかつ1日だけの設営期間だった為、時間に追われての作業でした。
そんな中でやった展示会は、結果としてクライアント製品の受注目標件数を超え、クライアントからも成功だったとおっしゃっていただきました。この時やっとクライアントのチームの一員となれた気がして、嬉しかったですし、今後も頑張っていこうと思えてやりがいを感じた瞬間でした。
未来への期待、モチベーションと目標
未来への期待としては、どんなふうに会社が大きくなって行くのかというところに興味があります。当社は今はまだ小さな会社ですが、近年、採用を積極的に行い様々な人材とノウハウを吸収しています。普段の業務でも新システムやiPad、チャットツールなどを新たに導入して業務改善を図っていて、日々時代に合わせて体制を変化させていっています。そういうところを見ても、今後もしっかり成長していける会社だと思っているので、未来への期待はとてもあります。
今後は、美術館の部署がやっているような原画展の仕事がやってみたいです。他にも、東京ビッグサイトや幕張メッセでやるような大規模な展示以外でも、小さな会場での企画展をやってみたいと考えています。
私にはOJT担当の先輩社員方がいるのですが、その先輩社員は大規模な展示会のイベントを中心に立って仕事を回していく力がある人です。今後はその先輩社員に少しでも追いつけるよう努力し、自分の力で自分がやりたい仕事を受注して、会社を成長させる一員になることが目標です。
丹青ディスプレイは個性豊かな人の集まりです。だからどのような人でも懐深く受け入れる土壌があります。なので入社前に不安や心配があってもきっと大丈夫。
私たちの仕事は空間を演出することなので、来場者からは顔が見えない裏方の仕事です。会場を作り上げる過程では、納期に間に合わせるために遅くまで残業することもありますし、協力会社に無理を言わなきゃいけない状況もあります。大変な仕事ですが、それでも「こんな空間が作りたい」、「これをすれば来場者が楽しんでくれる」などの、自分の意識や想いを大事にしている人に ぜひ来てほしいと思います。
私は自分で納得がいくまで就職活動をしていました。当然当社以外の企業も受けていました。なかなか思い通りにいかず気分が落ち込んでしまうことも多々ありましたが、当社に入社したいま後悔はまったくありません。私は就活時期、自分が納得するまでやろう!とそこだけはぶれないよう心掛けていました。うまくいかない時期があっても、自分で納得がいくまで妥協しないで粘り強く頑張ってください!